住宅ローンの基本と、初心者が気をつけたい3つの落とし穴

住宅ローンの基本|家づくり 家づくりの基本

こんにちは。
今回は、家づくりに欠かせない「住宅ローン」の基本と、初めての人がつまずきやすい“落とし穴”についてまとめました。

住宅ローンという言葉を聞くと、

  • 難しそう
  • 金利って何が違うの?
  • 自分はどれくらい借りられるの?

など、不安や疑問が浮かびますよね。
私自身も家を建てる前は「何が正解か分からない」状態で、必死に調べながら決めたのを覚えています。

このブログでは、住宅会社の広報として日々お客様と接している経験を活かして、初心者にもわかりやすく住宅ローンの基礎と注意点をお伝えしていきます。


1. 住宅ローンの種類(固定金利・変動金利)とは?

✅ 固定金利

・契約時の金利がずっと続く
・返済額が一定で安心
・変動に比べて金利は高め

✅ 変動金利

・金利が半年ごとに見直される
・当初の金利は低い
・将来の金利上昇リスクあり

📝多くの人が「最初は安い変動金利」を選びますが、将来の金利変動によって返済額が増える可能性があるため、長期的な視点で検討しましょう!


2. 借入可能額と返済比率の考え方

「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら返せるか」で考えることが大切です。

  • 借入可能額は、年収・勤続年数・ローンの種類によって決まる
  • **返済比率(年収に対する年間返済額の割合)**は30〜35%が目安
  • 月々の返済に加え、固定資産税やメンテナンス費も見越すべき

▶ 例えば:年収500万円で返済比率30%なら
 → 年間返済額=150万円(月12.5万円)


3. 金利の差で支払総額はどう変わる?

たとえば、3,000万円を35年で借りた場合の比較👇

金利月々の返済総返済額
1.0%(固定)約85,000円約3,570万円
0.5%(変動)約75,000円約3,150万円
1.5%(固定)約95,000円約4,000万円

▶ 金利が1%違うだけで、総額数百万円の差が出ることもあります。
将来の安心感と、今の支払いのバランスを考えて選びましょう!


4. 初心者が陥りやすい3つの落とし穴

① 「月々の支払いだけ」で判断してしまう

→ ボーナス払い・諸費用・税金・保険も忘れずに!

② 借りられる=払えると勘違いする

→ 審査が通った金額が“安心して返せる金額”とは限りません。

③ 金利の仕組みをよく理解せず契約する

→ 変動と固定、繰上げ返済のルールなど…あとで知って後悔する人も。


5. 我が家はこうして決めました

私の場合は、金利の安さに惹かれて「変動金利」を検討しましたが、
家計の変化や将来の金利上昇リスクを考えて、最終的には固定金利の安心感を選びました。

ローンの選び方に“正解”はありません。
でも、「わからないまま契約」は後悔のもとです。


おわりに

住宅ローンは「わかりづらい」からこそ、自分で理解しながら進めることが大切です。
焦らず、無理せず、そして後悔しない選択をしていきましょう。

このブログでは、これから家づくりを考える方に向けて、リアルで役立つ情報を今後もお届けしていきます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました