こんにちは。
今回は、家づくりのスタート地点ともいえる「土地探し」についてのお話です。
実は、家づくりの後悔ポイントでよく耳にするのが「土地選びで失敗した…」という声。
住宅会社の広報としてお客様のリアルな声を聞いてきた私自身も、「もっと早く知っていれば…」と思ったことがたくさんあります。
この記事では、土地選びで後悔しないために、知っておきたい5つのポイントをわかりやすく解説します。
1. 土地は“家の成功”を左右する最重要ポイント
「どこにどんな家を建てるか」は、暮らしやすさや満足度に直結します。
- 南向きの土地=必ずしも日当たり良好とは限らない
- 大きな道路に面している=便利だけど騒音や安全面は?
- 周囲の建物に囲まれて日差しが入らないケースも
家は間取りよりも土地次第、というのは本当です。
だからこそ、“いい土地”の判断基準を知ることが大切なんです。
2. 地盤調査とハザードマップは絶対確認!
購入前に「地盤が弱かった」「水害リスクがあった」と気づいても手遅れです。
✅ チェックしておきたいポイント:
- 地盤改良費が発生するか(100万円以上かかることも)
- 市区町村のハザードマップ(浸水・土砂災害など)
- 過去の災害履歴や水路の有無
安全性と費用の両面から、必ず確認しましょう。
3. 周辺環境と“生活動線”を見ておく
土地自体は良くても「暮らしにくい」と感じるケースも少なくありません。
- スーパーや病院までの距離は?
- 通勤・通学の交通手段と時間
- 騒音(工場・線路・幹線道路など)や臭い(田畑・畜舎)
- ゴミ捨て場の位置や町内会の雰囲気
実際に平日・休日・昼・夜で歩いてみるのがおすすめです。
4. 旗竿地・変形地は安いけど要注意
「価格が安い」と思って購入したら、意外な落とし穴も…
- 駐車しづらい
- 建築の自由度が下がる(建ぺい率・採光など)
- 建物の配置に制約が出る
- 将来売りにくくなる可能性
もちろん条件によっては「あり」ですが、価格の安さだけで決めないのが鉄則です。
5. 土地契約前に“絶対に”チェックすべき項目
最後に、契約前に最低限チェックしておきたいリストをまとめました。
✅ 接道(建築基準法に適合しているか)
✅ 上下水道・ガス・電気などインフラの引き込み状況
✅ 境界線の明確化・測量図の有無
✅ 契約条件や建築条件付きかどうか
✅ 売主との関係(仲介 or 売主物件)
不明なことは「必ず住宅会社や不動産会社に確認を」。
気になる点は遠慮なく書面で残すのがおすすめです。
おわりに
土地は一度買ったらやり直しがききません。
だからこそ「時間をかけて」「多角的に見る」ことが大切です。
この記事をきっかけに、後悔のない土地選びができるよう祈っています😊
これからも、実体験+現場のリアルな声をもとに、家づくりのヒントを発信していきます!


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