こんにちは。
今回は、家づくりに欠かせない「住宅ローン」の基本と、初めての人がつまずきやすい“落とし穴”についてまとめました。
住宅ローンという言葉を聞くと、
- 難しそう
- 金利って何が違うの?
- 自分はどれくらい借りられるの?
など、不安や疑問が浮かびますよね。
私自身も家を建てる前は「何が正解か分からない」状態で、必死に調べながら決めたのを覚えています。
このブログでは、住宅会社の広報として日々お客様と接している経験を活かして、初心者にもわかりやすく住宅ローンの基礎と注意点をお伝えしていきます。
1. 住宅ローンの種類(固定金利・変動金利)とは?
✅ 固定金利
・契約時の金利がずっと続く
・返済額が一定で安心
・変動に比べて金利は高め
✅ 変動金利
・金利が半年ごとに見直される
・当初の金利は低い
・将来の金利上昇リスクあり
📝多くの人が「最初は安い変動金利」を選びますが、将来の金利変動によって返済額が増える可能性があるため、長期的な視点で検討しましょう!
2. 借入可能額と返済比率の考え方
「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら返せるか」で考えることが大切です。
- 借入可能額は、年収・勤続年数・ローンの種類によって決まる
- **返済比率(年収に対する年間返済額の割合)**は30〜35%が目安
- 月々の返済に加え、固定資産税やメンテナンス費も見越すべき
▶ 例えば:年収500万円で返済比率30%なら
→ 年間返済額=150万円(月12.5万円)
3. 金利の差で支払総額はどう変わる?
たとえば、3,000万円を35年で借りた場合の比較👇
| 金利 | 月々の返済 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 1.0%(固定) | 約85,000円 | 約3,570万円 |
| 0.5%(変動) | 約75,000円 | 約3,150万円 |
| 1.5%(固定) | 約95,000円 | 約4,000万円 |
▶ 金利が1%違うだけで、総額数百万円の差が出ることもあります。
将来の安心感と、今の支払いのバランスを考えて選びましょう!
4. 初心者が陥りやすい3つの落とし穴
① 「月々の支払いだけ」で判断してしまう
→ ボーナス払い・諸費用・税金・保険も忘れずに!
② 借りられる=払えると勘違いする
→ 審査が通った金額が“安心して返せる金額”とは限りません。
③ 金利の仕組みをよく理解せず契約する
→ 変動と固定、繰上げ返済のルールなど…あとで知って後悔する人も。
5. 我が家はこうして決めました
私の場合は、金利の安さに惹かれて「変動金利」を検討しましたが、
家計の変化や将来の金利上昇リスクを考えて、最終的には固定金利の安心感を選びました。
ローンの選び方に“正解”はありません。
でも、「わからないまま契約」は後悔のもとです。
おわりに
住宅ローンは「わかりづらい」からこそ、自分で理解しながら進めることが大切です。
焦らず、無理せず、そして後悔しない選択をしていきましょう。
このブログでは、これから家づくりを考える方に向けて、リアルで役立つ情報を今後もお届けしていきます!


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