こんにちは。
家づくりの中でも「間取り」は、暮らしやすさに直結する超重要ポイントです。
私は住宅会社の広報として、お客様の声を聞いてきた中で
「間取りの失敗」ほど後から修正できずに後悔するものはない…と感じています。
実際、私自身も家を建てた経験があり、間取りに関してはかなり悩みました。
この記事では、**後悔を防ぐために、間取りを考えるときに“絶対にやっておいてほしいこと”**をまとめてご紹介します!
1. 生活動線をシミュレーションする
「洗濯して→干して→しまう」だけで1階と2階を何度も往復…
「朝の支度で玄関が渋滞する」
✅ 日々の生活を頭の中で“再現”してみることが大切!
- 洗濯動線(洗濯→干す→たたむ→しまう)
- 朝の支度動線(洗面→キッチン→玄関)
- 子どもが帰宅して荷物を置く場所・着替えの流れ
💡1日の暮らしの動きをメモしてから間取りを考えると、見え方が変わります!
2. 収納は「広さ」より「配置」と「動線」
「収納は多いのに、使いにくい」
「家族それぞれの“しまう場所”がない」
✅ 収納は「動線」とセットで考えると失敗しにくいです。
- 玄関横に土間収納(ベビーカーや傘)
- リビング横にファミリークローゼット
- 洗面脱衣室にタオルや下着の収納
💡「動きに合った場所にあるか?」が一番大事です。
3. 家族の成長や変化を想定しておく
「将来子どもが独立したあと、この部屋どうしよう?」
「リビング階段にしたけど、子どもが思春期になったら微妙…」
✅ 今だけでなく「5年後・10年後の暮らし」も考えておくと◎
- 子どもが大きくなったら部屋を分ける?
- 将来的に1階で生活を完結できる間取りにできる?
- 書斎・リモートワーク・趣味部屋に転用できる空間はある?
4. よくある失敗事例から学ぶ
間取りの後悔、こんな声をよく聞きます:
- 「玄関からトイレの音が聞こえて気まずい」
- 「リビングが通路になって落ち着かない」
- 「キッチンが丸見えで来客のたびに焦る」
- 「2階トイレを削ったら、朝の争奪戦になった」
💡見た目やオシャレさよりも「使い勝手」が毎日の満足度を左右します!
5. 間取りは“誰かのマネ”ではなく「自分の暮らし」基準で
SNSや間取りサイトで素敵な間取りはたくさん見つかります。
でも、そのまま真似しても「その家族に合った間取り」であって、自分たちにとって快適とは限りません。
✅大切なのは、「今の生活」と「これからの生活」にぴったり合うかどうか。
住宅会社の提案も参考にしつつ、“自分たちの基準”を大切にしてください。
おわりに
間取りは、一度決めたら簡単には変えられません。
「こうしておけばよかった…」という後悔が起きないように、
暮らしを丁寧に思い描いて設計にのぞむことが何より大切です。
このブログでは、家を建てた経験者として、そしてお客様のリアルな声を知る立場として、
これからも“間取りづくりに役立つヒント”を発信していきます!


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